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CMS登別グリーン発電所ブログ-第3回-

2022年1月26日 登別グリーン発電所

皆さま

こんにちは。

CMS 資材・購買部のSです。

いつもご高覧賜りありがとうございます。

 

私どもが建設しておりました登別グリーン発電所が2021年12月に完成致しました。

近隣の皆様にはお力添えとご協力を頂き、誠にありがとうございました。

これから5回の予定で完成した発電所をご紹介していきたいと思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

第1回は発電所の完成報告をさせていただきます。

 

北海道は大自然に恵まれた肥沃な大地、様々な野生動物、降り積もる雪など、普段私達が目にすることのないものばかりで驚きの連続でした。

野生のシカが毎日昼過ぎになると事務所の近くまできていたそうで、現場で働く人達の癒しになっていました。

 

こちらは、伐採した後の土地の様子になります。

こちらは、上空から撮影した様子になります。

こちらは、完成後の写真になります。

完成写真のように、登別の現場では大雨や大雪等の天候に左右され、作業ができない日も度々あったそうで、予定通り工事を完了するのは大変苦労したそうです。

しかし、協力会社全員が一丸となり、無事工事を完了することができました。

 

ここで、登別グリーン発電所の特徴をご紹介していきます。

一つ目の特徴は、両面パネルを採用していることです。

両面パネルを用いることで、表面は日差しを受けて発電し、裏面は地面からの反射光で発電します。雪で地面が白くなるほど強い反射光を得られ、裏面の発電量が増えていきます。

私も資材・購買担当として、土地状況に応じて発電できる部材があると知り、とても勉強になりました。

二つ目の特徴は、パネルの角度についてです。

通常のパネル角度は10~20度で設置しております。しかし、今回の現場では、積雪を避けるために、パネル角度を25度で設置しました。こうすることにより、パネルの上に雪が降り積もることなく、雪による影響を少なくすることができました。

太陽光で発電するパネルですが、実は熱に弱いという特性を持っています。

一般的に太陽光発電の設備は、パネルの温度が25度のときが最も発電効率が高いため、北海道の気候は発電所を建設するのに最適です。

他にも、各工程で様々な工夫を凝らして建設した自慢の発電所となっております。

 

次回は、測量から施工開始までをご紹介する予定ですので、是非またご覧いただきますようお願い致します。

ご高覧ありがとうございました。

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