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CAD設計ブログ -第一弾-

2020年8月11日 CAD設計

はじめまして!
CMS株式会社のi-construction部のSです。
ブログを始めることとなりました。
今まで文章を書いたことがなかったのですが、これから頑張って書いていこうと思いますので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです。
さて、記念すべき第一弾は「測量」について書いていこうと思います。

当社の建設業務って?
当社は、太陽光発電所の建設に関わる業務を行っております。
私が所属しておりますi-construction部は、測量・調査・設計が主な業務となります。
太陽光発電所を建設するにあたって、CADと言われるコンピューターを用いて作成された図面が必要となります。
CAD図面を作成するために、まず測量を行っていきます。
測量は図面を作成するために必要な、地形状況を把握するとても重要な業務となります。
専門業者様へ依頼する方法もあるのですが、当社では経験豊富な測量士により地形測量~造成計画~パネルレイアウト図作成まで、一連で行っています。
一連で行うことによって、より正確な図面を作成することができるのです。

測量とは?
測量には様々な種類の機器がありますが、
当社では、「TS(トータルステーション)」と「GNSS」の二つの機器で測量を行っております。
先日行った測量では「GNSS」を用いました。
「GNSS」測量とは、人工衛星からの信号を用いて位置を決定する衛星を利用した測量方法です。
人工衛星からの電波をアンテナで受信することによって高精度な経度緯度や座標を求めることができます。

「GNSS」測量中!
先日行いました「GNSS」測量中の写真です。

日差しが強い中での測量でしたが、水分補給をこまめにとり熱中症に注意しながら行いました。
麦わら帽子と日焼け止めクリームもいっぱい塗って日焼け対策もバッチリです。
まず周囲から測っていきます。
境界の位置や角、水路の始まりと終わりなどそこにあるものすべてを測っていきます。
次に中の地形を測ります。
傾斜した面を法面といい、斜面の上端を法肩、斜面の下端を法尻と言います。
この法肩と法尻を測ることで、図面の中で地形をつくり上げることができます。
太陽光発電所を建設する上で、電柱がどこにあるのかを確認することも忘れてはいけません。
なぜなら、太陽光で発電した電力は電柱を通して売電という形になるからです。

もう一つのひそかな楽しみ
土地の中には構築物の跡が残っている場合もあります。
昔ここに何があったのかを想像することも測量の一つの楽しみです。

以上が測量の一連の流れになります。
次回はこの測量データを基にどのようにCAD図面ができていくのかをお話していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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