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CMS登別グリーン発電所ブログ-第5回-
2022年3月29日 登別グリーン発電所日ごとに暖かくなり、すっかり春らしい陽気になりました。
登別グリーン発電所は記録的な大雪のため、パネルが雪に埋まってしまうのではないかと心配ましたが、降り積もった雪もやっと溶け始めました。
今回は架台とパネルの特徴についてご紹介いたします。
こちらは架台設置後の様子になります。
登別グリーン発電所は自然災害時における設備の機能確保を十分に考慮し設計されており、架台は安全性、耐久性、施工性を総合的に判断し選定しました。
軟弱地盤と雪深い土地柄を考慮し、杭は2,400mmを使用し、架台の高さは1.5m、離隔距離は6mを確保して設置しております。
続いて、パネルについてご紹介します。
パネルは発電効率を考慮し設置しました。
一つ目は、両面パネルを採用していることです。
両面パネルを用いることで、表面は日差しを受けて発電し、裏面は地面からの反射光で発電します。雪で地面が白くなるほど強い反射光が得られ、裏面の発電量が増えていきます。
二つ目は、パネルの角度についてです。
今回の現場では、積雪を避けるために、パネル角度を25度で設置しました。写真のように、パネルの上に雪が降り積もることなく、雪による影響を少なくすることができました。
三つ目は、パネルの特性についてです。
太陽光で発電するパネルには、熱に弱いという特性があります。一般的に、太陽光発電はパネルの温度が25度の時が最も発電効率が高くなるため、北海道の気候は最適です。
以上、今回は架台とパネルの特徴についてご紹介いたしました。
今後も引き続き情報発信していきます。