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開発事業部ブログ 第五弾
2021年8月10日 開発事業部いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます。
開発事業部 Mです。
広島は猛暑が続いています。
熱中症予防に水分補給を心掛けないといけないですね。
今回は太陽光発電と農業を組み合わせた新たな発電事業についてお話ししようと思います。
【ソーラーシェアリング】
「ソーラーシェアリング」という言葉をご存じでしょうか。
別名「営農型太陽光発電」と呼ばれ、田んぼや畑の地面に支柱を立て、太陽光パネルの屋根を作り、上部空間で発電するとともに、太陽光パネルの間からの日射を用いて下部空間で今まで通り営農を行うものです。
同じ農地において太陽光を営農と発電とで共有することから、ソーラーシェアリングと呼ばれ、近年は農業の新しいあり方として注目を集めています。
固定価格買取制度(FIT)の価格は年々減少傾向にありますが、ソーラーシェアリングの場合、「災害時活用」「荒廃農地の活用」など一定の条件を満たしていれば、自家消費なしでもFIT制度の利用が可能のようです。
【グリーンインフラ】
もう一つ、「緑」を土地利用計画の中に上手に組み込み、“自然のプロセス”を尊重し、活かしていく「グリーンインフラ」という取り組みも行われており、緑を残したまま太陽光パネルを設置していくことで、自然をも守っていくことができます。
人の手によって引き起こしてしまった自然破壊を、次は人の手によって取り戻していこう、守っていこうという考えなのではないかと思います。
【さいごに】
近年、世界中で「観測史上初の」という公式記録を塗り替える異常な気温変化や降雨量が続いており、温暖化による海面上昇などが原因で、遠くない将来には消滅してしまうと予測されている島国があるそうです。
当社は、『人と環境のための新しいマネジメント』をスローガンに太陽光発電所建設を行っており、環境に対する危機感が高まっている時だからこそ、ソーラーシェアリングやグリーンインフラなど、できるとこから取り組んでいくことが大切だと感じます。
今回の内容はSDGsの17の目標のうち、[15 陸の豊かさも守ろう]に関連しています。
CMSは、太陽光発電建設による再生可能エネルギー普及を通して、SDGs達成を目指して参ります。
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/15-land/
[15 陸の豊かさも守ろう]
“陸域生態系の保護,回復,持続可能な利用の推進,持続可能な森林の経営,砂漠化への対処, ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。”
最後までお読みいただき、ありがとうございました。