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3D設計をする前準備から…

2020年8月17日 3D設計

こんにちは!
営業部兼i-constructon部のKです!

まだ入社して間もなく、3D設計や営業としてはまだまだこれからですが、
これからの業務の前準備をそれぞれ先輩方や、
自分で調べたことを書いていきたいと思ってます!

CAD設計は今や2Dから3Dへ変わりつつあり、
要求されるPCのスペックも上がってきています。
とはいえ、PC選びにどんなことに気を付ければ良いか
ぱっと思い浮かびませんよね……
しかもどこでも作業するならノートパソコンがいい……!

今回はどんなノートPCを選択すればよいか、
目安となるものを簡単にご紹介致します!

 

 

1,グラフィックボード

グラフィックボードは様々ありますが、
3D CADでは、OpenGLというプラットフォームを使用しているため、
同じプラットフォームをもとに作られている「Quadro」が良いと思います!

ゲームならば、「GeForce」や「Redeon」が気になるかもしれませんが、
「OpenGL」を使用していないのでやめておくのが無難でしょう……

また、「OpenGL」を使っているグラフィックボードは他にも「FirePro」がありますが、
こちらは多くのCADソフトで推奨されていないようなので、
3D CADをするならば、「Quadro」一択と言えそうです。

「Quadro」にも様々なスペックがあるのですが、
P6000
RTX5000
P5200
RTX4000
P4200
RTX3000
P3200
P2200
T2000
P2000
T1000
P1000
P620
P600
P520
P500
P400
これだけ種類があり、上に行くほどスペックが高くなります。
2DCADでは最低でも「P600」、3DCADなら「P1000」以上が求められます。
これは最低値なので、アプリを複数起動したい!という場合は「P4200」以上が良いようです。
個人やフリーランスの方では「P2000」が人気のようです!

 

 

2,メモリ

メモリは、CADソフトの推奨メモリ以上がやはり望ましいですね。
例えば、当社で使っている「Civil 3D 2021」の動作環境では、
16GB以上となっています。ノートPCとしては結構積んでますね…笑

上記のメモリ容量の他、GPUメモリも大事ですね。
参考までにGPUメモリの必要数も載せますと、
上記の「Quadro P600」なら2GB、P1000なら4GB。
P4200なら8GB、P2000は5GBが目安になりそうです!

 

 

3.CPU

次にCPUになりますが、
グラフィックボード「Quadro」を使用するならば、
どうしてもCorei5以上となります。重要なのはCPUのコア数なんですね…!
もし、CPU性能が足りていないと…
画面がかくかくする、パソコンのファンの音が大きくなる、
最悪なケースは、CADが強制終了してしまうなど発生する恐れがあります。
なので、3D CADを使う場合は、最低でもCore i5-8350U以上にしましょう!

 

4.おわりに

今回は3D設計をする前の環境を整えるお話をさせて頂きました。
次回は、実際の3D設計業務の困った話や、豆知識等を書きたいと思います!

それではまた!

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