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CAD設計ブログ -第三弾-
2020年9月30日 CAD設計こんにちは!
i-construction部のSです。
第三弾は前回作成した地形を基に、太陽光発電所を建設するために必要な図面についてお話していきたいと思います。
太陽光発電所建設に必要な図面は大まかに五つあります。
一つ目は現況平面図です。
現況平面図とは、事業予定地周辺にある土地・建物・電柱・排水路の位置、道路の形状、地形の状態など現況を表した図面になります。
二つ目は造成平面図です。
太陽光発電所建設の際に造成が必要な場合に、どのように、どの範囲で造成を行っていくのかを表した図面となります。
三つ目は雨水排水平面図です。
土地の地盤の水はけなどの整備をきちんと行っていないと、架台が傾いてしまったり、設備が水没してしまったりなどの被害が生じる場合があります。
このような被害を避けるためにも、雨水の流れをコントロールするために、どこに排水路があるのか、なければどこに排水路を設置するのかなどの計画を表した図面が雨水排水平面図となります。
四つ目は防草平面図です。
草や木が太陽光パネルに影を落とすと、その部分だけ発電ができなくなります。
それが一瞬であれば問題ありませんが、その状態が続いてしまうと、発熱してパネルが故障してしまう「ホットスポット現象」の原因となってしまいます。
このようなことにならないためにも、防草シートや砕石を敷いたり、ポリソイル緑化をしたりなどの計画を表した図面が防草平面図となります。
五つ目は太陽光発電所建設で最も重要なパネルレイアウト平面図です。
パネルをどこにどのように配置するのかを表した図面となります。
発電容量に直結する重要な図面です。
この図面については次回詳しくお話していきたいと思います。
以上が太陽光発電所建設に必要なおおまかな図面となります。
他にも必要な図面があればその都度作成していきます。
今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。